京都工芸繊維大学 都市・建築遺産論研究室
Kyoto Institute of TechnologyUrban&Architectural Heritage Laboratory

Research

Research Unit

Dynamic Heritage

3Dスキャナや3Dプリンタ等の先端技術を伝統木造建築研究へ応用。

(管理者:清水)

伝統木造建築に対してデジタル先端技術を適用し、既存建築物の保存再生や新築のための技術を持続可能なものに進化させていくことを目指した研究で、KYOTO Design Labにおける共同研究として推進しています。

本研究室では主に3Dスキャナ等を用いた伝統木造建築、建造物群、景観の点群データ取得方法の開発とデータの活用方法の開拓、3Dプリンタを用いた遺跡復元や木造建築組立工程の新たな方法論構築を進めています。伝統木造建築は継手・仕口によって木材を組み合わせて出来上がっており、物質の表面を補足するスキャニングでは把握しきれない面が多々あり、その研究や保存活用への応用がやや遅れています。取得点群データからの部材セグメンテーションの自動化や、その多様な応用可能性を探ることで、木造建築へのスキャニングの応用範囲を広げることを試みます。

運営方法

主にKYOTO Design Labのプロジェクトとして、3Dデジタル機器を用いて調査研究を行っています。プロジェクトごとに研究対象、研究内容を勘案して各分野のメンバーを募り、随時研究会を開催しながら進めています。研究資金については、現在は他のテーマの外部資金の研究の一環として進めています。

研究事例

高山町家梁組調査 2025重要文化財吉島家住宅をはじめ、高山町家における梁組の設計意図を探るため詳細調査と3Dスキャニングを実施。積雪期を含む季節変化も追跡している。
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和楽庵蟇股修復方法評価プロジェクト伝統木造部材の修復手法に対し、デジタル技術を用いた評価を行い、保存修理における新たな技術的基盤の構築を目指す。
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